第一回 有難う。
- 高坂剣友会
- 2020年7月14日
- 読了時間: 1分
更新日:2020年7月17日
台風19号に被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
「有難う」とは、「有る」ことが「難しい」ということで、「滅多にない」ことへの感謝を表す言葉である。
台風19号や大雨の影響で内郷地区も氾濫・冠水するなど、被害に見舞われた。
また、平剣友会所属団体のおよそ半数の少年剣士たちが今も稽古が出来ない状況であり、明日開催予定の平剣友会秋季大会も中止となった。
数週間前にはまさかこのような状況になるとは想像すらしていなかった。
何事もない日常が突如奪われる経験を東日本大震災で経験しているにもかかわらず、「有難う」の気持ちを忘れて当たり前のように生活している自分がいることを思い知らされた。
剣友会の稽古時、子供たちに有難うの言葉の意味、被災して大変な思いをしている剣友たちがいることを忘れず、稽古ができることに感謝するよう伝えた。
子供たちも真剣な眼差しで話を聞き、これまで以上に稽古に励んでいた。
今回の経験は子供たちが有難うの気持ちを忘れずに成長してくれるきっかけになると信じている。
そして一日でもはやく皆様の日常が戻り、子供たちの元気な気合が体育館に響くことを切に祈る。
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