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第五回 子は親の鏡

  • 高坂剣友会
  • 2020年7月17日
  • 読了時間: 1分


「うちの子、親の言うこと聞かないんです」


いつの時代も聞かれるこのセリフ。


確かに、言ってわかる子もたまにはいる。



が、基本子供は親の話を聞く耳なんぞ持ち合わせていない。



手を焼くお母さん。


しかし、子供はどこ吹く風。


そしてお母さんヒートアップ。



いつの時代も見られるこの光景。



これまでの経験上言えることがある。



子供は大人の言うとおりになんてしないのである。



しかし、子供は大人のやっているようにやる。



子供たちが試合で負ける。


その負ける訳を指導するが、また同じく負ける。


何故話を聞かないのか。昔はそう思っていた。


しかし、よくよくその負ける癖を見ると私とそっくりなのだ。



なんていうことはない、子供は指導者の姿をきちんと見ていたのである。



これは社会生活でも同じことが言える。


新人は先輩のマネをし、部下は上司を見て行動する。



上に立つ大人は見られているのである。自分が望まなくても。



だからこそ襟を正し、自律がもとめられる。



挨拶、返事、マナー、モラル。


子供たちを注意する前に、今一度自分の後姿を見直す事が大切だと常に考えている。


 
 
 

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