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第八回 シンプルに

  • 高坂剣友会
  • 2020年7月17日
  • 読了時間: 1分




光陰矢のごとし。自分の子供もまもなく五歳になり、お陰様ですくすくと育っている。



私自身は40代となり、お陰様で日々着々と退化している。


剣道で試合をすれば怪我をし、仕事ではパソコンの画面が夕方になると見えにくくなる。


お酒を飲めば眠くなり、食事もいまや一日一食。


確実に自分の体が退化していることを日々実感している。



ただ、これをマイナスではなくシンプルになっていると捉えるようにしている。



若いころは足し算の毎日であった。


食べ過ぎ飲みすぎも然り、多少の無理や無茶はカバーできた。



しかし今はそうはいかない。


だからこそ引き算を使い、よりシンプルに生きていく必要がでてきた。



本当に必要なものを吟味し、残し、いらないものを省いていく。


四十代からはあらゆる面で断捨離をすすめ、よりシンプルに生きる。


そうすれば濃密な時間を過ごせると考えている。




 
 
 

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