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第四回 色をつけるのは自分

  • 高坂剣友会
  • 2020年7月17日
  • 読了時間: 1分



剣道の稽古をしている最中は、いろいろな想いが心を巡っていく。


幾度となく訪れる困難に、「仕事で疲れているのに、なぜ剣道なんてやっているのだろう」なぁんて考えたりする日もする。


はたまた「今日は良いな。出来るような気がする」とプラスに捉えられる日もある。



同じ剣道の稽古なのに。



とどのつまり、自分の身に起こる事象に意味をつけるのは他でもない自分なのだ。



事象自体はどんなことであろうと無色透明で、そこに自分自身が辛いという色、苦しいという色、はたまた楽しい、素晴らしいという色をつけているのだと思う。



人生は色々なことが起こる。



ただ、その起きた事柄にどんな色を付けるかは自分次第だ。



明るい色を付ければ、自分の生活が彩っていく。


暗い色を付ければモノクロの毎日に。



人生は彩りのある方が楽しいに決まっている。



高坂剣友会の子供たちには、人生を彩ることができるようになってほしい。


そのためには幸せの色を付ける練習を積まなくてはならない。



さぁ子供たちよ。今日も稽古の時間がやってきました。



あなたは何色の稽古にしますか?


 
 
 

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